2024年11月17日
上海での住宅事情に関する異例の話題が『新民晚報』から伝えられています。
市内で驚くべき低価格、月額300元(約6300円、1元=21円)で提供される極小住宅(5平米ぐらい)が、その特異な設計で大きな議論を呼んでいます。
この物件は階段下のスペースに造られた「小複式(ミニメゾネット)」と称され、狭いですが台所とトイレが完備されています。
トイレの真後ろに一人ぐらい寝れるスペースが設けられています、写真をアップした人もこのような表現で言い表しています。「トイレの中に寝室がある」
公開されたその日にさっそく貸し出されたこの部屋は、家賃の低さと居住条件の厳しさが話題となっています。特に、トイレからの距離が極めて近い就寝スペースに対する反応は、安全性や衛生面において多くの懸念を引き起こしています。
これは極めて異例なケースですが、大都市の住宅事情の厳しさは伺えます。低所得者にとっては、寝るところを確保するために犠牲すべきことも分かります。
中国では住宅改革が進んでいます。住宅難の問題を解決してくれるのを待っています。