中国でマクドナルドの「トランシーバー」のオモチャが若者に爆発的な人気となっています。これは「子供の日」のイベントに向けた限定版のおもちゃで、38元(約800円)の追加料金で購入できるものでした。
このオモチャには2台のトランシーバーとステッカー2枚、ストラップ2本が含まれ、300メートル圏内で通信が可能です。販売開始後、マクドナルドのアプリが一時ダウンしSNSでも話題となりました。
さらに、このオモチャは転売市場で価格が急騰しています。一部では300元(約6300円)にまで跳ね上がりました。ある電子商取引プラットフォームでは数万件が売れ、3日で約54万元(約1100万円)の収益を上げた店もあったようです。
しかし、一部の転売業者には購入者に対して追加料金を要求するなど悪質な行為もあったようです。マクドナルドは公式チャネルでの購入を推奨し、ネットでの転売品購入は自己責任であるとしています。
飲食業界における限定商品は、消費者の注目を集める効果的なマーケティング手法としてよく使われています。
商品は希少性が増すと価格が上昇する傾向があります。このような状況は、日本の消費者にも共通して見られます。特定のアイテムが一時的にブームとなり、転売により価格が高騰するという現症が度々起きています。
出典:原价38元抢购一空,被黄牛炒至300元!网友:太离谱!