「中国の赤十字のヘリコプターが羊の丸焼きを運んでいる」という動画が話題になっています。救護活動中に羊の丸焼きを運んでいると疑われ、中国赤十字が釈明する事態にまで発展しました。
この動画は多くの個人メディアが公開し、ネットで炎上しました。動画では赤十字のマークが貼られたヘリコプターが草原に降り立ち、一人の男性がヘリコプターから羊の丸焼きを受け取り、近くのテーブルに届ける様子が映っています。
5月30日、中国赤十字の公式アカウントでは「動画中のヘリコプターは『@牙哥戸外-牙哥』が所有するもので、彼が個人的に購入したもの」と釈明しました。
このヘリコプターは赤十字の救援演習に参加した際に使用され、そのときに赤十字マークが貼られていましたが、救援活動以外の時にはこのマークを使用すべきではないことも説明しています。
さらに、「ヘリコプターの燃料費などはすべて個人で負担している」とも付け加えていました。
赤十字マークが誤用されると赤十字の活動に対する不信が広まってしまいます。もちろん、企業のロゴも誤用されると、ダメージを受けることがあります。こういったマークやロゴが正しく使われるように企業や組織は広報で周知しなければならないことでしょう。
出典:红十字会开直升机送烤羊!引热议!红十字会:临时工偷开的已开除