2024年11月29日
『網易新聞』が河南省商丘市で起こった悲しい出来事を記事として取り上げました。
男性の李さんと女性の張さんは知り合って5日目に婚約、男性側の家族が27万元(約567万円、1元=21円)を結納金として支払ったにも関わらず、結婚を控えた女性が自ら命を絶つという痛ましい選択をしました。
女性側が自殺した理由はまだ分からないですが、男性側は結納金の全額返金を望んでいますい。しかし、いまのところ遺族は一部しか返金していません。
中国において結納金は単なる結婚の慣習を超え、家族間の経済的取引としての側面も持つようになっています。これに起因したトラブルもニュースでよく見かけます。
結婚は男女にとって喜ばしいことです。しかし、古い慣習から進化してきた中国の結納金の考え方はやはり現代社会に合わなくなっているのかもしれません。
中国政府やメデイアもこれを社会問題として取り上げ、解決策を模索しています。