中国で息子夫婦のために用意した新居を親が勝手に改装し、その結果、息子が家出したくなるほどの部屋になってしまったと話題になっています。
この息子は友人に対して「結婚するために用意された家が、親の独特なセンスで改装されてしまった」と愚痴をこぼしました。
彼は「こんな家じゃ、彼女を連れ帰るどころか、自分ですら家を出たくなる」と言うほど、そのデザインが気に入らなかったそうです。
友達に写真を送ったところ、友達も何も言えなくなるほど奇抜なデザインのリフォームでした。色鮮やかなライトに照らされた部屋は生活するスペースとしては想像できないほどのデザインでした。
この記事では親が勝手に改装した例がいくつも紹介されています。
例えば、リビングの壁には走る馬や鶴、松の木、孔雀などがあったり、天井には国旗をイメージしたライトやド派手なシャンデリアが設置されていることもあるようです。
また、トイレの改装も非常に奇抜で、金色の便座だったり、一緒にトイレに入って会話できるように便器が並んで配置がされているものまでありました。
このようなデザインは世代間の美意識の違いを強く表しています。
絢爛豪華な改装は親の愛情の表れともいえます。親たちは最善を尽くして、子供のために良かれと思って改装を行っています。
親と子供の間には常にこうしたギャップがあることを理解して、コミュニケーションを十分に取るなら、親の愛情も、お金も無駄にならないで済むでしょう。